トタン

駅前再開発によって空き地になったのであろう場所。
近く、この周囲一帯もすべて更地になってしまうのかもしれない。
古ぼけたトタンの壁が夕日に光っていた。

藪のなか

正月の山。素朴な道。知らない誰かの足跡。
冬の低い光が射しこんで、とても暖かかった。

垂直の森

歩きつづけた山道のなかで、ふいに出くわした蒼い森。
恐ろしさと崇高さが同居してるような、不思議な幾何学空間。

写真

年始から、事務所のインスタグラムのほうにも、
去年撮りためて放置していた写真をいくつか挙げてみています。

車や電車の中からではなく、自分の足でてくてくと歩いた中で見つけた場所。
自分が心惹かれる、ありふれた小さな景色と空間について。
https://www.instagram.com/tadashima.architects/

新年

年始に煎餅屋さんでおまけにもらった飴の袋に、
小さな紙切れが入っていて、

待ち人、遅けれど来る。
焦らず、気長に待て。
気持ちに迷いなくば早く叶う。
さわぐと損。

と書かれていました。

「さわぐと損。」

今年も自分の頭で考え、
自分の手を動かし、
自分の足で静かにゆっくりと歩けたらと思います。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

唯島友亮

年末

今年最後に歩いた山の、夕暮れのススキ野原。
劇的なものはひとつもないけれど、ひっそりと幻想的な原っぱでした。

大晦日。静かな年末をお迎えください。
来年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

冬の空

冷たい空気。単色の自然。

古い記憶のなかを覗きこんでいるような窓。

使いこまれた木製窓から外を見ると、時たま、なんだか古ぼけた「時間」の気配や痕跡みたいなものが、小さく区切られたガラスにぼんやりと映ったりするような感じがします。

風景をきりとる窓、というのはよくあるけれど、時間をきりとる窓、なんていうものがもしあったら、とても素晴らしいだろうなと思わされます。

結晶

木の幹の表面につもる雪は、どれもさらさらと美しく見える。