
源次郎の山頂にはやっぱりこの日も誰もいなかった。
取付につかったバリエーションルートがこの山域らしい地質を感じさせてとても良い。
対面にいつもの山々がみえる。もうすこしで春だろうか。
途中で迷いこんだ稜線にあった「仮称牛奥山」の手製の山名板に笑った。

源次郎の山頂にはやっぱりこの日も誰もいなかった。
取付につかったバリエーションルートがこの山域らしい地質を感じさせてとても良い。
対面にいつもの山々がみえる。もうすこしで春だろうか。
途中で迷いこんだ稜線にあった「仮称牛奥山」の手製の山名板に笑った。

林道をしばらく歩いて取付きまで来ると、思った以上に雪があった。
きのうからの雪はまだしんしんと音もたてずに降りつづいている。
もう地図のうえからは消えてしまったかつての道。
そのいちばん上のほうにある沢の源頭の生き生きとした様子がとても好きだ。
そこから流れだす沢筋のどこかにこの山の神様が祀られている。
そう聞いたことがあるけれど、その場所はだれもにわからない。
いま、沢の源頭はふりつもる雪の下。