骨格

雨の日。風の中で立ち枯れた1本の木が、あまりにも崇高で、近くで見上げることを思わず躊躇ってしまうほどだった。こんな骨格をたずさえた建築を、一度で良いからつくってみたいと思った。この木のように立てたら、どんなに素晴らしいだろうなと思った。