水の底

綺麗な水色の水盤。

底面の素材によって、こんな表情が出せるんだ、と唸らされました。
まさに水の色のイメージそのものが顕されているような。

この浅い水面を見つめていたら、なぜだかアメリカの小説家トルーマン・カポーティの文章が頭に浮かんだりもしました。『遠い声、遠い部屋』。それから『叶えられた祈り』。物事のどうしようもない浅さと、おぼろげに揺れる記憶のこと。

ともあれ、水がゆらゆらと揺らめく様子は本当に心が鎮まります。