あるお店の、外壁に塗る塗料の色の検討。
レッドシダーの小さな板に実際の塗料を塗って、自作の色見本サンプルづくり。
ラベルもつくって張ってみました。
お施主さんにも喜んでいただけて良かった。
あるお店の、外壁に塗る塗料の色の検討。
レッドシダーの小さな板に実際の塗料を塗って、自作の色見本サンプルづくり。
ラベルもつくって張ってみました。
お施主さんにも喜んでいただけて良かった。
「手がけたもの」に、「家の時間」をUPしました。
昨年夏に写真家・金田幸三さんに撮影していただいた、勝浦の家の映像です。
(先日掲載いただいたarchitecturephotoさんの記事の中にも同じ映像ありますので、
宜しければそちらの記事も是非ご覧ください。)
撮影にあたって、家具の移動等も含め、
演出らしい演出はいっさい何もしていないのですが、
お施主さんの凛として芯の通った自然体の暮らし方がとにかく素晴らしく、
この建築に関わった人間として、心から嬉しく感じました。
撮影にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
また、この家に携わっていただいた職人さんたちにも、改めて感謝です。
写真だけでなく、映像だからこそ伝えられる建築の価値があるような気がするので、
また機会があったら、他のプロジェクトでも挑戦をしてみたいと思います。
建築メディア「architecturephoto」さんに、
本日「勝浦の家」をご紹介していただきました。
写真家・金田幸三さんに撮影いただいた映像なども、掲載をしていただいています。
写真もホームページに載せているものとは変えて、新しく選びなおしました。
施工をしていただいた木組さんの心のこもった手仕事の跡も、
是非見ていただきたいです。
宜しければ是非、ご覧ください。
事務所のインスタグラムをはじめました。
https://www.instagram.com/tadashima.architects/
これから、なるべくマメに更新していけたらと思うので、
時たま覗いてみていただけると嬉しいです。
毎年、春になるとかならず、
早朝にこの角に座って、同じ声で鳴いていて、
すぐ横で眠っていたガジュマルと人間は、結局いつも同じ時間に、
重いまぶたを開かざるを得なくなってしまうのだ。
計画している内装の家具製作のための木取り案。
1枚の板から、できる限り無駄を出さず、なるべく多くの材料を切り出せないか。
少しでも合理的に、少しでもシンプルに、少しでもローコストに。
簡素な家具の「成り立ち方」を、地道に、検討しています。
ヤブツバキ。
名前の響きの中にある微かな野生味が、カッコいい。
新潟・角田山。
荒々しい日本海の海面へと向かって降りていくかのような、素晴らしい稜線。
以前設計した「勝浦の家」の敷地でも感じたことですが、
山と海とがすぐ近くに共存している場所は、いつもどことなく幻想的で、
地球の原点を感じさせるような、素朴な魅力に満ちている気がします。
だいぶ昔。
枯らしてしまったガーベラを鉢植えに植えたまま1年以上ベランダに置いていた。
ガーベラはいっこうに蘇る気配もなく、茎も葉っぱも完全に枯れてしまい、ベランダの隅でしおれていて、自分の頭の中からもすっかりその存在を忘れてしまっていた。
ある春の日。雨あがりの晴天に誘われて、ベランダの前の掃き出し窓を全開に開け放ってみると、目の前に、それはそれは鮮やかな、太陽のような小さな花がただ1本、燃えるように、満開に、真っすぐに上を向いて咲いていて、思わずアッと声をあげてしまいそうになった。
、、、というようなことがあって、
その時に受けた衝撃は、以後もなかなか忘れ難い。ガーベラ。
ベランダのユキヤナギ。
(と、それに絡みついているハゴロモジャスミン。)
今年もちゃんと芽吹いてくれました。
続けて、もうひとつご案内を。
こちらも10年以上前、水戸の街でものすごーくお世話になった、
K5 ART DESIGN OFFICEさんが、街の人たちと一緒につくりあげてきた「あおぞらクラフトいち」が今回で20回目の開催を迎えられるとのこと。日時は4月27,28日。場所は水戸芸術館広場。
このようなイベントを20回も、手づくりで続けてこられるというのは、
本当にすごいことだと、心から思います。
これ以外にも、K5さんは水戸の街で数えきれないほどたくさんのアートイベントや人の集まる場を企画し実践されてきた方たちで、「PUNTO」というギャラリーショップの運営もされています。(一昨日のおやつを載せた木の器もPUNTOさんで購入させていただきました。)
ご興味ある方は是非!!水戸へ!!
先日お土産にいただいたおやつ。
思わずほっぺた落ちそうなくらい超美味しかったです。
笠間の「きのみの」さんのごまショートブレッド。
まさに木の実のような、素朴で甘味のある深ーい味がしました。
ごちそうさまでした!
数年前に行った、平泉・中尊寺の、あるお堂の足もと。
華麗な屋根の扇垂木よりも、
参拝者の頭上を飾る美しい木の彫り物よりも、
足もとを地道に支えている柱や束の整然とした佇まいや、
梁の重みを支えていることを暗示する柱頭の素朴な組物などに、
やはりどちらかというと共感を寄せてしまいがち。
あるプロジェクトの模型群。
家に帰って灯りをつけたら、
今朝までつぼみのままだったポピーの花が突然咲いていた。
錆びた小屋。
トタンを打つ雨がつくったストライプ模様。
薪を燃やす火。
松林。
松は単独でヒョロリと立っているよりも、群となって生えている状態のほうが
その鋭い生命力が強調されていて、カッコいい。
同じように、古い民家の天井にうねる松の梁も、それらが暗い土間の頭上で
群をなして重力に耐えているからこそ、力強い生命力を感じさせるのだと思う。
いつか行った唐津の虹ノ松原の松たちも、やはり、強い風の中で尖がっていた。