木口に映るひと

本当にわずかばかりでも良いから、素材の木口に、
それを切ったひとの姿が映ったら素晴らしいなと思う。

機械をつかって切ろうが、のこぎりをつかって切ろうが、
木口があるということは
それを切ったひとがどこかにいるということなのだと思う。

(写真:金田幸三)