砂漠に線を引くように

香川県、現場の地縄張り。砂漠のような平坦な地表面にすーっと延びる白いライン。

地縄張りの時は、これから建てる建物が最も小さく狭く感じる瞬間で、ここに基礎を打ち、軸組ができ、壁が張られていくと、次第に建物は広く大きく見えるようになっていきます。

逆に言えば、地縄張りの瞬間が、その土地とこれから建てる建物とが最も素直な状態で対峙していると言えるのかもしれません。