シジュウカラ

昨日。どんよりとした曇り空の合間に一瞬だけ、窓の外の桜に明るい光が落ちた瞬間があって、なんだか素晴らしかった。あわててカメラを手にとったから、1枚目はピンボケ、2枚目の時にはもう既に元の曇り空に戻っていた。

「ツピーツピーツピー」。いつもよりひと気のない街をルンルンと駆けまわるかのように、窓の外でシジュウカラが何度も鳴いた。